適応障害とは

はじめまして。25歳都内在住の葵と申します。
記念すべき最初の投稿となりますが、今回は適応障害の概要と私が経験した症状についてお伝えします。

適応障害について

適応障害は特定のストレスに対して憂鬱な気分や不安な気持ちになるなどの精神的な障害、頭痛や下痢等の身体的な身体的な障害が発生してしまう状態のことを指します。
原因が明確な為、原因となっている環境から離れることで症状が軽減されるということが特徴の一つです。
厚生労働省が適応障害について定義しておりますのでそちらも参考にしてください。(こちら

他の精神疾患との違い

適応障害は鬱と症状が似ているので混合されやすいです。
鬱との大きな違いは明確な原因の有無です。
適応障害は特定のストレスが原因となっている為、その原因から離れるということが有効な治療の一つです。
私の場合は長時間労働と上司からのパワハラだった為、残業時間を月200時間から月40時間に減らすだけでも症状に改善が見られました。
一方、鬱は特定のストレスが原因ではない為、体調の変化があった際には特定のストレスがあるかどうか振り返ってみてください。

適応障害を放置すると、、

近年、有名人の方々の告白により適応障害等の対して以前よりも世間の理解度が向上しているのは間違い無いのですが、まだまだ「精神弱者」や「乗り越えたら強くなるから逃げるな」といったマイナスのイメージが拭えていないのも事実です。
というのも私も診断されるまではそのような考えを持っており、その偏見によって受診が遅れました。
結果、症状は悪化してしまい重度の鬱も併発してしまいました。
このように適応障害は放置することで鬱を併発してしまうことが多いそうです。
皆さんも症状が重くなる前に医療機関を受診することをおすすめします。

体験した症状(初期)

ここからは体験談となりますので、一般的な症状については「適応障害 症状」と調べると様々な医療機関が掲載しておりますのでそちらをご参照ください。
まず適応障害かも?と思う前の症状についてです。
今思えばですが、夕方ごろに決まって発症する頭痛、毎日のように下すお腹睡眠障害がありました。
その頃は自宅勤務ということもあり、平日は朝7時から夜11時頃まで、土日も仕事するという生活を送っており、疲労が取れていないだけだと軽い認識をしておりました。

体験した症状(受診時)

精神疾患は精神が弱いだけと思っていた私が医療機関の受診を決めたきっかけですが、下記3点があります。

①仕事をしていると不意に目の前が真っ暗になり、パソコンの文字が見えなくなってしまう
②ジェットコースターが急降下していくときのようなふわっと感が心臓の動悸により1日に何度も発症する
③自分なんて迷惑をかけているだけの無価値な存在だという、マイナスな感情を常に持ってしまう

特に③は周りにも伝わっていたらしく、友人からは病院に行くことを強く求められておりました。
症状を自覚したこと、友人の忠告があったこともあり医療機関を受診し、そこで薬物療法を経て回復に至りました。
受診後判明したのですが、次の症状があったそうです。

<私が経験した症状>
睡眠障害:気づいたら朝ということが常に発生
不安障害:仕事に対して過剰に不安になってしまい、常時PCを触っていないと落ち着かない
動悸:1日に何度も発生
めまい、頭痛:特に夕方になると発症
神経過敏:特に聴覚が過敏になっており、少しの物音でも集中力が削がれる
涙もろさ:人と話すだけで涙が勝手に出てきて止まらなくなる
起きられない:仕事がないと布団から起き上がることができない
ミスの頻発:集中力低下により計算間違いや入力ミスが見返しても止まらない
記憶障害:1日前の会議の決定事項等の重要事項でも覚えていない

大袈裟ではないのか?とご指摘が入るかと思いますが、皆さんの初期での判明に貢献できればと思い全て記載しました。
私的には記憶障害が一番苦労しました。恐らく睡眠不足が記憶定着の妨げになったものだと思われます。
上記と同じような症状がある際は早めに医療機関を受診することをお勧めします。

最後に

適応障害も他の病気と同じく、悪化してからでは治療が難航します。
「違和感を覚えている」、「同じような症状がある」等ある方は自分を言い聞かせず、早めに病院に行きましょう。
場所によりけりですが、2021年現在、都内ですとコロナ鬱の影響もあり初診だと予約から3週間後の受診になる可能性もあります。
第三者の意見を聞くだけという軽い気持ちでもよいのでネット予約してみてください。

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